陶芸徒然帳〜雑記2010年12月茶盌の事 13-2010/12/15 青山(あおやま) 高台内黄釉。在印。 もと、青山候所持による銘です。 霞(かすみ) 総釉、在印。 釉薬の景色を霞とみて、 表千家八代啐啄斎宗左によりこの銘が付けられました。 今枝(いまえだ) 高台土見、在印。なだれ釉。 もと、今枝候所持による銘です。 香久山(かぐやま) 土見、高台内在印。 黒釉中に見られる白釉を、衣干す景色に見立てて、 表千家四代江岑宗左が銘をつけました。 茶盌の事 12-2010/12/01 「のんこう七種」の七盌に準ずる名器として 「のんこう加賀七種」と呼ばれるものがあります。 いつ頃、誰が選出したのかは判明しませんが、 加賀一国の所在した中から選出されたものです。 そしてそのいずれもが黒茶盌です。 善福寺(ぜんぷくじ) 薄作、高台土見、在印。 金沢の同寺に伝来した為この銘があります。 此花(このはな) 幕釉、高台内茶釉、在印。 白抜け釉が梅花状の模様となっているため、 梅の異名をとっての銘となっています。 |
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