陶芸徒然帳〜雑記2010年8月蛙-2010/08/31 今年の夏はとても沢山の蛙を見かけます。 この春から夏にかけて、 おたまじゃくしから蛙へと成長した小さな蛙です。 おたまじゃくしの頃、天敵とあまり出会わなかったのか、 餌になる小さな生物が豊富だったのか。 ちょっとした気候の変化で害虫が異常発生し、 家庭菜園のせっかくの作物が台無しになることもあります。 「害虫」という言い方も人間の勝手な分類なのですが。 ほほえみ桜-2010/08/18 私の窯場から徒歩20分所に 「黒川桜の森」と呼ばれる場所があり、 そのシンボルとして,エドヒカン桜の老木が その雄姿を見せています。 その木は「黒川ほほえみ桜」と呼ばれています。 山の斜面に立つその姿はりりしく、 木漏れ日や木立の風は 訪れた人たちをゆったりと包み込んでくれる 包容力を持っています。 私がはじめてこの場所を訪れた今年の春には 途中の農道で雉が出迎えてくれ、 「ほほえみ桜」の下では アライグマがひょうきんな姿を見せてくれました。 猛暑の続く今日は、 玉虫、ナナフシ、カマキリが出迎えてくれたのでが、 しっかりと汗を流していた私には、 木立の風がいちばんありがたかったです。 茶盌の事 8-2010/08/07 風折(かざおれ) 黒茶盌 筒型の茶盌 利休所持であったと伝えられています。 銘は玄伯にによるものです。 村雨(むらさめ) 黒茶盌 尻張碁笥底(ごけぞこ)茶盌 碁笥底とは、高台が無く、器の底部をくぼませたもの。 笥石の器の形状から来た名称。 銘は原叟によるものです。 太郎坊(たろうぼう) 赤茶盌 銘は元伯宗旦によるものです。 次郎坊(じろうぼう) 赤茶盌 銘は良休宗左(表千家五代 随流斎)によるものです。 以上七盌ですが針屋のかわりに利休(黒茶盌)が入るとする説もあります。 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
戻る |